靴の寿命
スニーカー靴の寿命
お気に入りのスニーカーでも、履き続けているうちに生地が擦れ、ソールがすり減ってくるなど、だんだんと傷んできます。そうはいっても高いお金を出して買ったスニーカーを、少し傷んだ程度では捨てたくはないものです。そこでスニーカーの用途別に、その寿命についてご紹介します。
ウォーキング
通勤やウォーキングに、履く人の多いウォーキングシューズは、ランニングシューズと同じように靴底がしっかりと作られています。また歩くだけなら道路との摩擦も少なくなりますので、比較的長く履くことは可能です。
ただし歩き方などによっては、靴底の減りが早い、また生地が傷んで穴が空くということもありえます。さらにウォーキングシューズには、歩く時の衝撃をやわらげるため、靴底と靴の本体の間にミッドソールというスポンジが挟み込まれています。毎日履いているとこのスポンジが潰れてしまい、シューズの寿命が短くなります。
すり減った靴底は補修が可能ですが、ミッドソールは修理ができない箇所なので、この部分が傷んだら買い換え時となります。
スケートボードシューズ
スケボーのボードに乗る際に、体を安定させるためには、普通のスニーカーではなく、スケートシューズと呼ばれるものを履きます。通常のスニーカーと違うのは、衝撃を吸収するソールの厚みや、靴自体の安定性などが強化されている点です。
スケートシューズにはローテクとハイテクとがあり、ローテクシューズはソールが薄いので足の動きをボードに伝えやすいので、コントロールが容易になりますが、ボードと擦れる面に穴が空きやすいというデメリットがあります。そのため短ければ3ヶ月程度で寿命となります。
ハイテクシューズはローテクシューズよりも頑丈に作られており、ソールがかなり厚めです。ローテクシューズより足の動きがボードに伝わりにくいというデメリットがありますが、最近では軽く柔軟性のあるハイテクシューズも多く出てきています。
価格としてはハイテクシューズの方が高価ですが、ローテクシューズと同じく、寿命は短く半年持たないことがほとんどです。
パンプスの靴の寿命
女性が仕事用として履くことの多いパンプスですが、その使用頻度によって寿命は大きく変わります。
仕事中だけでなく、通勤時にもパンプスを履いている場合には、それだけ負担がかかりますし、雨や雪の日に履くと、素材によってはその日に駄目になってしまうことも十分にあり得ます。
ただし大事に手入れをしながら履けば、10年近く履き続けることも可能となっています。寿命の目安としてはかかとの摩耗やソールの痛みなどから判断します。
素材別靴の寿命
靴には様々な素材が使われていますが、素材によっては劣化が早いものもあります。そこで靴に使われている素材別に、その寿命についてご紹介します。
ウレタン
ウレタンは摩耗に強いため、靴に多く使われる素材です。ただしこのウレタンゴムは水に弱く、加水分解が起きてしまいます。加水分解とは、水と反応して分解してしまう反応のことで、ウレタンゴムを使ったスニーカーはこの反応で靴底が割れてしまいます。
靴底とソールが分かれてしまうため、修理は困難です。湿度が高く、雨が多い日本では、ウレタンの靴は5年程度で加水分解が起きるとされています。
この様な場合でも弊社にお任せ下さい。
靴も人間の身体と同じで、靴の消耗や劣化を事前に防ぐ事が出来ます。
勿論、皆さまは靴が破損してしまい諦めていると思われますが、気に入っていた靴や、思い出のある靴もおありかと思います。
靴によって異なるので、ご相談でも是非弊社に一度お問い合わせ下さいませ。
最善を尽くし、確かなプロの技術で大切にされている靴をもう一度履ける様に出来るよう絶え間なく努力しておりますので、是非お任せ下さい。
-インフォメーション-
CRUSTER INC.
TEL:080-8940-8402
MAIL:crusterinc_ak8@icloud.com
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