かなり久々の投稿です。

中々更新出来ずすいません。
サイトを通じて沢山の方々からのご依頼誠にありがとうございます。
やはり、ご依頼が今年一番多かったのはadidasのバッドランダーのお修理でしたね。
それがこれです。
もちろんこの2足は私物です。
大変思い入れが強い当時名作のEquipmentシリーズです。

“90年代初期にNIKEがアウトドアクロストレーニング部門としてACG(ALL CONDITIONS GEARの略だったかな)シリーズを発足させ、AIR MOWABBやAIR REVADERCHなどの高機能かつ画期的なデザインのスニーカーやウェアを立て続けにリリースしていた。
そんな中、ACGへの対抗馬としてアディダスが発足させたアウトドアラインがADIDAS EQUIPMENT。”

です。
もうこの時代のアディダスは大好きで当時ウォーターモカシンという水陸両用のシューズが販売されたり、この頃は私が靴屋さんの販売員をしていたのですが、履くや否やに即完売商品でした。
特にこの茶色のHIの名作は、アウトドアシューズなのに服を選ばない最高のシューズでした。
その後期に写真のグレーや赤色も復刻みたいな形で販売していたのですが、いつの間にか販売終了となり、もう一度アディダスから販売してほしいぐらいの大好きな靴の一つです。
ただ、残念なのはソールの内部のTORISONのプラパーツです。
こちらは私物のデッドストックですが、やはり20年の月日が経つとどんな状況でも加水分解が始まり割れたり無くなったりして、靴の本来の役割が出来ない事です。
それを何とか履ける状態にしたいと思い何度も修理を試みましたが大変作業工程も多く、元々頑丈な構造になっているので相当苦労しました。
そしてやっと到達したこの素材。
アスファルト柄の立体特殊樹脂ソールです。
この接着もかなり苦労しましたが、バッドランダーには最も最適な素材だと自負しております。
工程は大変ですが見事に生き返ります。
それが修理後のこの写真。
最高にハマっております。
もちろんこちらも私物です。
自分で言ってもどちらかというとこちらの方が伸縮率も高いですし、何よりバッドランダーがもう何も心配せずにまた履ける事です。
かなり特殊な技術で辿り着いた素材なので恐らく一度修理すれば、もう修理しなくていいぐらいの耐久力を備えております。
現在30足目のお修理をお受けしておりますが、皆様大変気に入って頂き頑張った甲斐があったなとこちらも自負しております。
やはり大切な物は捨てたくないけれど修理出来ない、もしくは靴修理を出しても受けてくれなかったり、高額な請求をされたり様々なお話をお聞きしておりますが、私はバッドランダーの愛好家として低価格で最高のお修理をさせて頂きたいがもっとうなので、恐らくお修理を希望される方もバッドランダーを愛していると聞くと何とか生き返らせたい気持ちでいっぱいになります。
是非、まだお持ちの方々は履けないから、修理代が高いからと捨てたりしないで是非ご相談下さい。
もちろん素材自体が高額な為、内部ソール張り替え代は頂いておりますが、クリーニングや補強したりとその他の費用は全く頂いておりません。
このバッドランダーは元々頑丈な構造なので、是非一度検討していただき、必ずお修理してもう一度復活させて頂きますので、今一度捨てる前にご相談下さい。
因みに、お修理代金は6000円の消費税別ですが、それ以上の請求は過去には無いのでご安心下さいませ。
一部ですが、過去のお修理前とお修理後の写真を載せておきますので、是非ご覧になって下さい。

修理前の写真
修理後の写真

現在あなたのお持ちのバッドランダーは必ず復活します。

是非ご依頼お待ちしております。

尚、今年中にお修理をご希望のお客様は12月10日締切とさせて頂き、それ以降は来年の仕上がりになりますので、何卒よろしくお願い致します。

-Information-
CRUSTER INC.
TEL:080-8940-8402
MAIL:crusterinc_ak8@icloud.com 

担当: バッドランダー修理スペシャリスト 秋山

CRUSTER INC. Official Site

「あなたの描いている理想のカタチをお手伝い致します。」 弊社はアパレル企業様から個人のプライベートブランドを企画提案して生産をする専門工場です。 素材の調達デザインプランから、型おこし、サンプルづくり、本生産はもちろん、特殊加工も全て希望ロットで高品質生産します。 当社は、個人のお客様によるファッション提案できる製品を企画生産致します。 デザインプランの関係上、お取引先の公開はいたしかねます。

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